この間、東京の有名な共済組合に障害年金の申請をしました。
そして1週間後、その共済組合から封書が届きました。
「こんなに早く何の知らせなんだろう?」
と不思議に思い文書を読むと・・・・・
「障害等級2級に該当。同封の○○の書類を提出してください。」
とありました。
年金請求書を提出してから、わずか1週間です(笑)
たしかに私は障害年金の審査担当者でしたので、審査側が審査しやすいように書類を作っています。
それにしても早いです。
もしかして、社労士業界で最速かも(笑)
ただし、決して簡単な案件だったわけではありません。
この案件は、初診日に複数の解釈ができ、
・障害基礎年金
・障害厚生年金
・障害共済年金
3つの可能性があるという、超困難案件です。
ご家族からも「障害厚生年金ではないのでしょうか?」と質問されたぐらいです。
しかし、私の見立ては障害共済年金。
そこですべての情報を書いたうえで、「障害共済年金」として認めるよう申立書にしっかり主張して障害年金の申請をしました。
その結果・・・・・・・・
私の主張が全面的に認められ、わずか1週間でのスピード決定となりました。
ただ、実際に障害年金が全額支給されるのは少し先になります。
障害共済年金(2級以上)の場合は、まず共済組合で決定後、そのデータが日本年金機構に送られて障害基礎年金が決定されます。
そのため障害共済年金が先に支給され、その後に日本年金機構から障害基礎年金が支給されます。
※現在は、年金一元化により障害共済年金も障害厚生年金と名称が変わっていますが、わかりやすく区別するために障害共済年金と表記しています。